樹形図を大切に


樹形図は、ノートを一面使ってしまう。結構めんどくさいものです。

しかし、樹形図って大切だと思います。

中学数学では、基本的に数え上げで場合の数に対応します。

実際には、nPr とかを使えれば早いのに・・・。と、思うこともあります。


でも、樹形図や数え上げを行うことによって規則性が見つかり、それが「計算」に発展するものだと思います。

樹形図や数え上げをおろそかにして、計算方法だけを教えてはいけないと思う訳です。


中2の娘が、塾に通っています。

この間、塾の問題が分らないというので教えたら、確率でした。

結構難しいかなと思える問題は、スラスラ計算して解いているのに、「4枚のカードから3枚取り出して並べる」問題を解くのに樹形図を書いたりしていました。

なんなんでしょうか? 何を教わってきたのか?と思います。

結局、計算方法だけ教えてその基本的な意味を教えないからいけないのですよね。


ちなみに、数学のいろいろな部分に当てはまることですが、「我々は樹形図をかけるから、その応用の計算もできる」ということを忘れないでください。

基礎をおろそかにして、応用(テクニック)だけを教えてもできるようにはならないということです。

だから、樹形図(基本)は大事なんだと思います。