2乗に比例する関数


2乗に比例する関数のグラフの授業をしていたら、

教科書のまとめで

 y=x^2 のグラフの特徴として、

  ① 原点を通り、y軸について対称な曲線

 とありました。

 さらには、まとめの問題に「原点」と「y軸」を空欄にした穴埋め問題まであります。

ここで、「原点を通ること」と「y軸対称」をつよく印象付けていますが、これはどうでしょう?

高1の数学Ⅰで2次関数のグラフを扱うと、原点なんて通らない。軸はずれる。・・・当たり前ですね。

ところが、中3のときの「すりこみ」が強すぎると、移動した2次関数も原点を通したくなる。y軸対象にしたくなる。

そんな、生徒がいたりしますね。・・・これは、良くないですね。

中3で授業を展開するときに、原点を通ることやy軸対象のことは、きちんと考えて教えてあげないといけないのだと思います。