あなたはどう考えているの?
数学の授業をするときに、大切だと思うのは、先生自身の思考です。
そこでお尋ねしたい。「先生っ!あなたはどう考えるの?」と。
教科書を見ていて、「いや、こうはしないだろう!」と思うことがあります。
自分自身の思考の流れを考えて、それを生徒に教えるいや伝えるべきではないかと思います。
あまり教科書にとらわれすぎないようにしたいですね。
とにかく、自分の思考を大切にしてもらいたいと思います。
ちょっと、分かりにくいですか?
例えば、2次関数の頂点を求める変形(中学では、2次方程式で同じ変形が出てきます。)の仕方。
あるいは、2乗に比例する関数のグラフは、いつまで方眼紙を使うの?
中学の合同の証明。
など。
特に三角形の合同の証明は、分かりやすいですね。
三角形の合同を証明するときは、
3つの条件をあげて、三角形の合同条件に当てはまるから、合同だ! という流れだけれど、
頭の中では、この三角形なら、合同条件はこれが使えるな、なら3つの条件はこれだ。(この部分で、思考の流れは証明とは逆転しているわけです。)
という感じでしょうか?
また、今後も具体的な例をそれぞれの単元で挙げていきます。