質問には答えてはいけない
放課後に生徒が質問に来ます。
ついつい、最後まで教えてしまいます。わかりやすく教えてあげると生徒は喜んで帰っていきます。
ところが、数日後、「この間教わったところがやっぱり解らない。」と、また聞きに来たりします。
あるいは、違う問題だけど同じやり方で解けるのに!?という問題を持ってくることもあります。
結局、理解していなかった訳です。(理解したつもりになっていた)
やはり、自分で考えさせなくてはいけないということですね。
自分で考えたならば、次も解けるのでしょう。
だから、質問に答えてはいけないのです。ヒント・ポイント・考え方を示して、自分で試行錯誤させて、考えさせてあげる。
それが大事です。
自分で考える力のない生徒は、解らない問題にぶつかったときに、「先生」がいないと解けない。先に進めないことになってしまします。
それは、避けたいですね。
「自分で考える力」。まさに数学を通して身に付けさせるべき「力」なのではないでしょうか?